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隆(リュウ)は、カプコンが開発・販売している対戦格闘ゲーム、『ストリートファイター』シリーズの全作品に登場する主役的キャラクターである。
概要
1987年、『ストリートファイター』の1P側の主人公として初登場する。
その続編として1991年に発売された『ストリートファイターII』が大ヒットし、カプコンの代表作になったため、同シリーズの主人公であるリュウは、同社のゲームの主人公の代表キャラとして認知され、他社を含む格闘ゲームが関連するほぼ全てのクロスオーバー作品に参加している。なお、同シリーズのキャラがプレイヤーキャラとして出ているゲーム作品で、リュウが出ていないのは『ガンスパイク』(ナッシュ・キャミィ)と『X-MEN Children of The Atom』(豪鬼)と『ジャスティス学園』及び『熱血青春日記2』(さくら)の4作品のみ。
『ストリートファイターIII』シリーズのみ長年務めていた主人公の座を新キャラのアレックスに譲る形になっている。
キャラクターの設定
剛拳(ゴウケン)の弟子で、暗殺拳を昇華させた格闘術を使う日本人。空手・柔道の技を駆使した独自のスタイルで闘う。
シリーズを通して「真の格闘家」を目指して強い奴と戦うため修行の旅を続ける。かつて「ムエタイの帝王」として世界に名を轟かせていたサガットを倒した若者として世界中にその名が知られている。同門のケンとは親友であり最大のライバルである。他にライバルとしてはサガット、SNKとのタイアップが決まった時は、『KOF』シリーズの草薙京(『カードファイターズ』では『餓狼伝説』シリーズのテリー・ボガード)が両社の看板として対峙する形を取っていた。
鉢巻に道着、赤い(作品によっては茶色の)篭手を身に付けている。初代『ストリートファイター』では靴を履き赤い頭髪をしていたが、後のシリーズではすべて素足と黒髪(『ZERO』シリーズではアップ画面のみでゲーム中は赤い頭髪)となっている。鉢巻の色は、初代と『ZERO』シリーズでは白、それ以外では赤。『ZERO2』や劇場版アニメでは、ケンの髪留めの赤いリボンをリュウが受け取り鉢巻にする描写がある。
「隆」の表記は初代『ストリートファイター』の時点で既に設定されていたが、『ストリートファイターII』発表からしばらくの間は雑誌の記事などで常にリュウとカタカナで表記されていたために、そのため多くのユーザーに“漢字で書くと「竜」か「龍」のどちらかだろう”と誤解されていた時期があった。開発段階の名前は「武神 隆」。殺人拳の使い手であり、家族への影響を心配して苗字を名乗らない、という設定があったともされる。フルネームは公式には設定されていないが、実写映画『ストリートファイター』では「リュウ・ホシ」(星 隆)という名前になっている。ただし、映画でのリュウの設定はゲームとは大きく異なる。
初代『ストリートファイター』では恋人に別れを告げ修行の旅に出たという設定もあった(ゲーメストに掲載された短編漫画より)が、『ストリートファイターII』以降には採用されていない。
『ストリートファイターZERO』など作品によっては使用するキャラクターごとに最終ボスが異なるが、そのような作品ではライバルであるケン、サガット、リュウに憧れるさくらなどのストーリーに最終ボスとして登場することが多い。
ホームステージは一貫して日本で朱雀城、若しくはその付近が多い。例外として初代『ストZERO』では関西某所の路上(背景にはコンビニ「SONSON」と銭湯「本田湯」がある。また、後方に通天閣らしき建物が確認できる)、『ストIII』初代及び『2nd』では東京の温泉地になっている。
人物
『ストII』が世に出てからしばらくは豪快な性格に描かれることがあったが、徐々に剛毅木訥なキャラクターが構築されていく。格闘に関しては非常に求道的で妥協を許さない。礼儀正しく謙虚な性格で自分の能力を他人にひけらかすことは無い。その一方で格闘の事以外はあまり考えていないようにも思える。真面目過ぎるとも言われ、『ストZERO』シリーズのストーリーを見て解るように思い悩むタイプでもある。誰もが認める一流の格闘家となった今でも自分自身は満足しておらず、『CAPCOM VS. SNK』での二つ名は「永遠の挑戦者」。「孤高の求道者」とも呼ばれる。
ケンと共に修行時代を「朱雀城」で過ごす。師匠の剛拳の墓はここにあり、リュウは年に一度墓参りに訪れる。城内や付近は何度かリュウのホームステージとして使用されている。
富や名声に執着がない。サガットを倒し世界一の称号を手に入れた時もリュウ自身はすぐに姿を消している。『ストII』でも表彰式を辞退していることから、おそらく賞金は受け取っていないと思える(掲示板などでは寄付したのでは等の憶測が飛んだ)。表舞台の格闘大会には興味がないようにも思える。
着替えの胴着が入ったザックを持ち歩いている。『ストIII』では対戦前デモで背景の方に置き、攻撃などによってその付近が揺れるとザックが倒れるといった細かい演出がある。『CAPCOM FIGHTING Jam』ではアナカリスの「王家の裁き」により裁かれ状態となった時にその姿となる。
勝利時の動作は片手を突き上げるもの(ケン、ショーンも同様の動作を行う)と、腕を組んだ後に流れる風により鉢巻が揺れるものが代表的。顔の向きや表情こそ違うもののこの二つの動作は全ての出演作で行われている。
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潜在能力が非常に高く、『ストリートファイターII MOVIE』でのシャドルーが調査した潜在格闘値が3620(それまでの最高が2000)という数値を示していた。
色恋沙汰には鈍感。これに関してはリョウ・サカザキと共通している。
彼に惹きつけられる者は多く、世界中に友人がいる。その人間性や真の格闘家への道をひたむきに探求する生き様は春日野さくら等、数々の格闘家に大きな影響を与えた。かつて倒したサガットには、終生のライバルとして見られている。更に『ストIII』に登場するアレックス、ダッドリー等からも一目を置かれているようである。その他、仙人であるオロに弟子入りを勧められたが、リュウ本人は思い切り迷惑がっていた。その反面、ベガを中心に悪人にも狙われやすい。
好みの女性のタイプは「日本の春が似合う女性」。
ヒューゴーが中心となったプロレス軍団『H.W.A』に参加した際、落胆するケンに対してリュウは楽しそうに笑顔を浮かべていた。本人曰く、「レスリングも闘いの参考になる」とのこと。
両親など血縁関係は一切作中で描かれないが、漫画などメディアミックス作品の中には豪鬼との何らかの関係を示唆するものがある。中平正彦『RYU FINAL』ではケンの台詞で血縁関係の可能性に言及している。OVA『ストリートファイターALPHAジェネレーションズ』では豪鬼がリュウの父親であると受け取れる描写があった。
(以上、ウィキペディアより引用)
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